今期の連結営業益80億円見込む
イースタン・カーライナー、過去最高益

　アジア域内を中心に自動車船、在来・多目的船を運航するイースタン・カーライナー（ＥＣＬ）は、2021年度の営業利益が連結で80億円、単体で37億円となる見通しだ。いずれも過去最高で、単体の営業黒字は９期ぶりになる。同社では昨年６月に就任した長手繁社長の指揮の下、単体の黒字転換を目指して不採算航路の運賃修復や効率配船などの収支改善に取り組んだ。そこに近海船・自動車船マーケットの上昇が追い風と...