増産継続で市況にプラス材料
ＯＰＥＣプラス、ＶＬＣＣ６隻分相当増産

　ＯＰＥＣプラスが８月以降も原油の協調減産幅を縮小させていくことについて、ＶＬＣＣ市況のプラス材料となりそうだ。ただ、市況が急浮上高騰するほど大きな影響はないとの見方が強い。ＯＰＥＣプラスは協調減産を８月から毎月日量40万バレルずつ縮小すると決定。ＶＬＣＣの積載量に換算すると月６隻分を増産していくことになる。 　ＯＰＥＣプラスは18日の閣僚会議で、協調減産を2022年末まで継続することで合...