2026年2月16日無料公開記事洋上風力発電
中国、20MW級風車を洋上に設置・発電
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中国の国有資産監督管理委員会(SASAC)はこのほど、福建省で世界最大級となる20MW級風車の吊上げ・据え付けが完了したと発表した。また、現地報道によると5日に試運転が完了し系統接続と発電開始に成功した。風車は沖合30km以上、水深40m超の海域に設置された。施工には2000トン吊SEP船が投入された。
福建省では2023年に当時世界最大級の16MW風車が設置された。今回開発された20MW級風車は同国の国家重点研究開発計画に基づく再生可能エネルギー技術の重要プロジェクトの一環で、タービンは中国発電大手の中国長江三峡集団と風車メーカー大手の金風科技(ゴールドウインド)サイエンス&テクノロジーが共同で開発した。
近年大型化が加速した洋上風車は現在、15MW級が主流となりつつある。さらなる大型化を目指し、シーメンスガメサが21.5MW型風車のプロトタイプを開発しているが、20MW級で洋上での据え付け・発電まで進展したものは今回の中国の事例が初とみられる。また、中国の発電機メーカー中国東方電気集団では26MW級風車の開発も進めている。