2025年10月21日GHG規制採択延期

【GHG規制採択延期】
各国で地域規制乱立の懸念
対応複雑化、海運からの徴収金流出の危機

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 国際海事機関(IMO)で温室効果ガス(GHG)の規制枠組みの採択が延期されたことで、国際規制の発効が遅れている間に、世界の国・地域が独自の海運排出規制を立ち上げ、海運業に対する排出課金を開始することが懸念される。規制の複雑化による混乱に加えて、炭素課金で集めた資金が国際海運の脱炭素へのインセンティブではなく他用途に還流され、海事業界からの資金流出につながる恐れがある  欧州では独自に海...

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