2025年9月10日投資難の時代を切り拓く

《連載》投資難の時代を切り拓く
国内船主、投資判断が多様化
日本造船は限定的、次善の策で中国

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 国内船主の投資判断が多様化している。日本造船所への発注は先物納期、船価高で用船条件が合わず、先行発注できる大手有力船主に限定されている。次善の策となっているのが中国造船への発注で、比較的短納期で建造できることから用船契約も確保しやすい。案件数が減り、投資条件も悪化しているが、SLB(セール・アンド・リースバック)も引き続き有力投資先になっている。船舶ではなく航空機などの代替投資に目を向け...

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