2024年8月19日無料公開記事洋上風力発電

韓国洋上風力建設で覚書、SOV用船
LSマリン/東方風能

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 韓国のLSグループ傘下で海底ケーブル敷設事業などを手掛けるLSマリンソリューションはこのほど、洋上風力支援船を保有・運航する台湾の東方風能と、韓国の洋上風力発電所の建設支援に関する覚書を締結したと発表した。これにより、LSマリンが東方風能からSOV(サービス・オペレーション・ベッセル)を用船し、年内に韓国の洋上風力公募に入札する。LSマリンによると韓国にSOVが導入されるのは今回が初めて。
 また、LSマリンはLSケーブル&システムとLSエコエナジーと共同で米国や欧州などの海外市場にも進出する計画を明らかにした。
 LSマリンソリューションは海底ケーブルや海底石油・ガスパイプラインの敷設など、さまざまな海洋事業に携わってきた。同社はDP(ダイナミック・ポジショニング)システムの豊富な運用経験と専用埠頭を備えており、船舶の修繕分野でも強みを持つとしている。

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