2023年11月10日展望船舶金融 船舶金融

《連載》展望 船舶金融
円高・残価・長期用船リスクを注視
百十四銀行、残高は横ばい推移へ

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 百十四銀行の海運業貸出残高は4000億円を超過する。ここ数年右肩上がりで推移してきたが、船主の新造発注が難しい環境のため、今後は横ばいから漸次減少の見通し。融資では将来の円高リスク、高船価に伴う残価リスク、インフレ下での長期用船リスクなどを注視していく。「船価と用船料がバランスしない上に、環境対応、地政学リスクなどかなり難しい投資判断が船主に求められるし、ファイナンスするわれわれにも求め...

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