ＳＬＢ、新造ＴＣとも商談難航
国内船主と海外オペレーター

　国内船主と海外オペレーターによるＳＬＢ（セールス・アンド・リースバック）や新造ＴＣ（定期用船）商談が成立しにくくなっている。ＳＬＢでは信用力が高くない欧州船社の案件が増加。自己資金の増額などで対応する船主もいるが、融資に慎重な金融機関も少なくない。新造ＴＣでは再び、船価と用船料が合わなくなり、年初よりも成約数が減少したままだ。投資しやすい案件は多くなく、今後も商談が決まりにくい状況が続き...