2022年5月23日

円安が計1170億円の増益要因に
邦船大手、燃料高の影響は計200億円にとどまる

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 邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の2022年度業績において、為替の円安が経常損益に与える影響は3社合計で約1170億円にのぼる見通しだ。円安の急激な進行とコンテナ船事業を中心とした利益の母数の増大の相乗効果によって、円安の損益への影響が過去と比べて非常に大きくなっている。一方で船舶燃料油(バンカー)価格の高騰がオペレーターの減益要因になるが、燃料高による3社の今期経常損益への...
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