海上保安庁、海賊対策で比国周辺海域に巡視船を派遣

　海上保安庁は11月５日から約１カ月間、東南アジア周辺海域での海賊対策のため、巡視船“つがる”（3100総トン、ヘリコプター１機搭載）をフィリピン周辺海域に派遣すると発表した。派遣中は、公海上でのしょう戒を実施するほか、フィリピン沿岸警備隊との連携訓練を実施して連携・協力関係の強化を図る。 　海上保安庁は海賊対策として、2000年から東南アジア周辺海域に巡視船を派遣している。フィリピン周...