2020年9月28日アフターコロナの海事産業 船舶金融

《連載》アフターコロナの海事産業⑭
評価能力が優劣決める
船舶融資、難易度高い案件対応で

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 アフターコロナの船舶融資では、融資残高の維持・向上と融資安全性を両立するための案件評価能力が大きく問われそうだ。ここ数年、短期用船やBBC(裸用船)商談の増加などで船舶融資は高度化、複雑化してきた。そのタイミングでコロナショックが発生し、当面は案件不足が深刻化する。中長期的には環境対応船や自律運航船などが増えてくる見込みで、融資額が巨額になり、担保価値の査定なども困難な案件が登場する。従...

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