今年3社が上場、1社が準備
海外造船でIPO相次ぐ、造船需要背景に

　造船業では海外の新興造船所を中心に株式公開が相次いでいる。今年これまでに3社が上場または裏口上場し、1社が上場準備を進める。新造船需要の高まりと造船所の収益改善を背景に、資本市場で造船業に資金が集まりやすい環境になり、造船所が増産に向けた設備投資の資金調達などを目的に株式公開を目指す傾向が出ている。 　中国では今年、新興造船所として急成長する恒力重工が裏口上場の形で株式公開を果たした。...