M&AやDXなど労組が反対
韓国造船、事業転換期に労使対話カギ

　韓国造船業が今年に入り、M&Aやデジタル化（DX)など各種施策を打つごとに労働組合による反対に直面している。事業転換を強力に進めようとする中でのネックとなっている。労働者の権利拡大を図る法改正も迫っており、労使対話がこれまで以上にカギを握っている。 　HD現代グループでは8月に、HD現代重工業とHD現代尾浦の合併を発表したが、その後に労働組合が「雇用の不安定化」などを理由に反対を表明。...