官公庁向けも工事需要拡大
造船業、艦艇・巡視船の新造・修繕が増加

　造船業で艦艇や巡視船など官公庁向けの事業の存在感が一段と高まっている。国際的な地政学や、周辺の海上安保環境の変化を背景にいずれも隻数が増強されており、新造と修繕の工事需要が拡大している。一般商船の新造・修繕工事の拡大とともに、同時対応が必要になってきた。 　日本では総合重工が主体となって防衛省向け艦艇の工事を請け負ってきたが、これ以外の造船所にも艦艇の工事が広がった。内海造船は先月、瀬...