硬翼帆を開発へ、27年商品化
常石造船と三井Ｅ＆Ｓ造船、昭島研究所の機能活用

　常石造船は13日、グループの三井Ｅ＆Ｓ造船、三井造船昭島研究所と連携して、風力を活用した船舶の補助推進装置「硬翼帆」を開発すると発表した。2026年に実船搭載し、27年に商品化する。このほどグループ化した昭島研究所が得意とする流体解析などの能力を活用。初の３社共同開発案件として、新造船や就航船への搭載需要が高まる風力推進装置の商品化を目指すことになった。 　３社は、最小限の改造で既...