本紙が選ぶ2021年造船10大ニュース

■新造船受注が急回復、船価上昇 　新造船マーケットの潮目が一変した。コンテナ船やバルカーを中心に新造船発注が殺到。年間の新造船発注量は8000万～9000万総トン規模と、造船ブーム期に迫る記録的水準になる見込みだ。各国造船所とも、受注残が底をつく危機が回避され、多くの造船所が２年半～３年分の操業にめどをつけた。新造船価も１年で30％程度上昇し、10年来の高値水準に。 ■日本造船業、...