「鋼材高騰・遅延が最大の課題」
中小型造工・越智会長、共同の調達・加工も検討

　日本中小型造船工業会の越智勝彦会長（旭洋造船社長、写真左）は24日、通常総会後に記者会見を開いた。造船所の最大の課題が「鋼材の納入遅延と価格急騰」とし、工程や資金繰り、採算面に大きな影響が出ており「量と価格の安定に協力してもらいたい」と語った。また業界共同で鋼材の共同購入と共同加工の検討にも着手する考えを明らかにした。 　越智会長の発言要旨は次のとおり。関元貫至専務理事（写真右）と事務...