大半が友好顧客向けと継続案件
今年の新造成約、新規開拓は難しく

　今年の新造船の成約は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大半が友好顧客向けや継続案件が中心となっている。２～３月に比べると、４月は新造成約も散見されているが、多くが国内向けや、過去に建造実績が豊富な友好船主向けで、そのほかは中国造船所の中国リースを活用した大型案件や継続中だったプロジェクト案件となっている。新規顧客の開拓は当面難しい情勢となっている。 　４月は大型案件の新造成約があった...