2020年3月27日
世界の造船業、受注残の船種に偏り
日本・中国はバルカー、韓国はガス船
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世界の造船業の受注残は、船種に偏りが大きくなっている。IHS統計(旧ロイド統計)の昨年末時点の手持ち工事量をみると、日本と中国はバルカー、韓国はガス船が約5割の水準となっており、ここ数年で特定船種に上昇傾向がみられる。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で既存の受注残に緊張感が走る中、特定船種に偏ることは契約不履行などの影響が大きくなる懸念がある。
昨年12月末時点の日本、韓国、中国の主...
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