2020年2月6日
《連載》発注残比率にみる新造船市場①
発注残は歴史的低位も市場心理悪化
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新造発注の低迷が深刻化している。ここ数年にわたって続く発注低迷により、海外船主などが発注に踏み切る指標の1つとして用いられてきた既存船隊に占める新造発注残の割合(発注残比率)は、バルカーやタンカーが1割前後の異例の低位となっている。にもかかわらず、環境規制や世界情勢など不透明な要因が多く、新造発注は低迷している。このため、近年は発注残比率と発注動向は必ずしも合致しなくなっているが、発注再...
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