大島造船、業績は今期が底
自動化工場や環境対応船にも注力

　大島造船所は６日、都内で記者会見を開き、事業方針などを説明した。業績については、船価低迷時に受注した船の建造が本格化していることや、為替の円高、資機材価格の高騰などで昨年度から非常に厳しいとしており、「今年度が底」（平賀英一社長、写真右）になる見通し。足元の不況に全社一丸で取り組むとともに、将来を見据えた工場の自動化やロボット化など先端技術の導入や、温室効果ガス（ＧＨＧ）削減に向けたＬＮ...