高止まり続く船員賃金、削減努力、育成策を継続

高止まり続く船員賃金削減努力、育成策を継続　船員（船舶職員）の需給は船長や機関長などシニア職員を中心に依然としてタイトな状況にある。今年夏には一部で職員賃金の引き下げに踏み切る動きが出たものの、総じて船員賃金の高止まりが続いている。コンテナ船や自動車船（ＰＣＣ）では船舶のスクラップやコールド・レイアップ（船員を下船させる係船）で一部職員の需給が緩んだが、足元ではバルカーやタンカーの新造船の...