安値期待で引き合い増加、成約も続く/ギリシャ船主、バルカー各船型が主体

新造船成約が低迷している中、ギリシャ船主からの新造船引き合いが活発化している。バルカー各船型を中心に、安値期待の引き合いが増加しているもの。引き合い開始時点の船価アイディアは、パナマックス・バルカーの場合、2,000万㌦前後と極端に低いのが実態。しかし、交渉過程で造船会社と歩み寄り、成約する案件が増えている。最近では、佐世保重工がギリシャ向けに５万重量㌧型バルカー５隻を受注したと伝えられる...