《年頭あいさつ》
2024年問題、動向しっかり見据え
●川崎近海汽船・久下豊社長

　▼大きな課題は物流の2024年問題への対応だ。国の施策としても2030年に向けて船舶や鉄道での貨物輸送量を倍増させようという方針が出ているものの、目先の動きだけを見ているとまだまだ手がついていないところが多く、地域によっては船腹の過剰な状態が実態ではないかと感じるところもある。しかし、トラックドライバーの人手不足問題を起因としたパラダイムシフトは必ず来る。このような状況において有人車から...