海上技術安全研究所(海技研)は8月22日、浮体式洋上風力発電設備の小型模型を用いた水槽実験を公開する。小学生とその保護者を対象に、同実験への参加者を募集している。
浮体式洋上風力発電の研究開発を進める海技研は、日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムの一員として、海洋開発の人材育成に向けた取り組みを進めている。その一環として、同コンソーシアムが8月20日~22日に主催する「ぷかぷか風車大作戦2025~浮体式洋上風車イノベーションバトル~」を支援する予定で、このイベントで実施する実験を公開する。
当日は、1組4人程度の大学生・大学院生で構成されるチームで設計・製作した浮体式洋上風力発電設備の小型模型を、海技研の海洋構造物試験水槽に浮かべて水槽内に風と波を起こし、模型による発電量などを競う実験を行い、その様子を公開する。また、実際に模型を使った風車の組み立てや、チームが設計・製作した模型を小型のタンクに浮かべる実験なども予定する。詳細は次のとおり。
▼日時=8月22日午前10時~12時(受付開始は午前9時30分)
▼開催場所=海技研海洋構造物試験水槽ほか(東京都三鷹市新川6-38-1)
▼定員=10人程度
▼対象者=小学生とその保護者
▼参加費=無料
▼申し込み方法=下記サイトから事前申し込みが必要。申し込み期間は8月6日午後5時まで。定員を超えた場合は抽選。
https://forms.office.com/r/vGdGinuw7S
※問い合わせは海技研企画部広報係(電話:0422-41-3005、Eメール:info2@m.mpat.go.jp)