2025年11月14日無料公開記事洋上風力発電
浮体式を巡る最新動向など報告
国交省・洋上風力港湾のあり方検討会
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「洋上風力発電の導入促進に向けた港湾のあり方に関する検討会」を開催した
国土交通省港湾局は11日、「2025年度第1回洋上風力発電の導入促進に向けた港湾のあり方に関する検討会」を開催した。浮体式洋上風力発電を巡る最近の動向や浮体施工の事例などを紹介した。検討の方向性なども議論した。
冒頭のあいさつで、国土交通省港湾局の馬場智海洋・環境課長は「足元では第1ラウンドでの事業者撤退など厳しい状況にはある。ただ、先日開催された経済産業省との合同会議でも『四方を海に囲まれる日本で、洋上風力は重要だ』と認識を新たにしたところだ」と話した。その上で「今回の検討会では浮体式洋上風力発電の対応に向けて、さらに議論を進めてもらいたい」と話した。
同検討会は、「洋上風力産業ビジョン(第2次)」で新たに浮体式洋上風力発電の案件形成目標などが示されたことなどを受け、浮体式の大量導入に向けた港湾機能や港湾の施設規模などを検討している。浮体式洋上風力発電の海上施工などに関する官民ワーキンググループで整理した海上施工シナリオなどを踏まえて議論を進めている。