2024年9月5日

悪天候でコンテナ落水事故相次ぐ
南アフリカ沖周辺、喜望峰経由のリスク顕在化

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 紅海情勢の悪化に伴い、喜望峰経由によるコンテナ船の航行が定着する中、南アフリカ沖周辺でコンテナの落水事故が相次いでいる。冬の悪天候などを受け、7月以降は計3回のコンテナ落水事故が発生しており、189本のコンテナが海上に流出した。厳しい気象状況の中での安全運航が課題となっている。  南アフリカ海事安全局(SAMSA)は8月下旬、コロンボからニューヨークに航行していたコンテナ船“MSC A...
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