運賃見積もりの自動化、浸透じわり
変わる船社と荷主の接点、「相互にメリット」強調

　電話やメール、ＦＡＸが主流だった船社と荷主間のやり取りに、新たな波が押し寄せている。その１つが、船社と荷主双方にとって不可欠ながら、同時に業務負担も大きかった運賃見積もり業務のウェブ化・自動化の流れだ。現時点で導入済みの船社は少数だが、他船社も検証・準備を進めており、今後より一般化しそうだ。船会社はこれまで、営業スタッフのリソースや集荷の効率性といった制約から、直接アプローチできるのは大...