2023年5月8日無料公開記事内航NEXT

内航NEXT第2回セミナー
「デジタルツインとAlが実現する内航船DX最前線」
グリッド 照井一由取締役AI事業本部長

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 「内航NEXT」第2回セミナーで、グリッドの照井取締役は『デジタルツインとAIが実現する内航船DX最前線』とのテーマで講演した。
 同社の事業について、社会インフラの計画業務を最適化するAI(人工知能)エンジンの開発をしていることを説明し、「われわれのポリシーは単にデータ分析やAIモデル開発の技術力を提供するのではなく、最新技術を実業務で利用していただくことだ」と述べた。計画業務最適化への取り組み例として、出光興産と実現したAI技術による内航船の配船計画の最適化を紹介。「実証実験の結果、燃料コストの大幅な削減、安全在庫の遵守、業務負担の削減などが実現でき、輸送効率が20%向上した」と説明した。
このほか、同社が開発した海上輸送の配船計画に特化したアプリケーション「ReNom Vessel」の特徴などを紹介した。

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