2023年5月8日無料公開記事内航NEXT

内航NEXT第2回セミナー
「船の目となる状況認識システム―Groke Proで踏み出す自律運航への第一歩―」
グローク・ジャパン 住吉彩乃副支店長

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 「内航NEXT」第2回セミナーで、グローク・ジャパンの住吉副支店長は『船の目となる状況認識システムーGroke Proで踏み出す自律運航への第一歩』と題して講演した。
 住吉副支店長は「グロークは世界で初めて自律運航の実証実験を成功させたロールスロイスの出身者と三菱商事によって共同設立された。高い技術力を持っていて、事故の軽減や乗組員の負担軽減などの課題に取り組んでいる」と紹介。状況認識システムの開発については「日本の内航船が抱える乗組員不足や高齢化などの課題を、デジタル技術を用いて解決できないかというのが出発点になっている。現場の乗組員から出た課題に対して、赤外線カメラやセンサーフュージョンなどの技術を用いることで解決してきた」と説明した。
 そのうえで、自社の「Groke Pro」の特徴を紹介。「グロークの技術は将来の自律運航の一翼を担える」と語った。

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