2022年1月24日2022年の新造船市況予想

《特集》2022年の新造船市況予想(上)
需要継続も調整局面か、日韓中で5884万トン

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 2021年の新造船マーケットは潮目が大きく変わり、海運市況の高騰などにより、コンテナ船やバルカーが発注ブームの様相となり、多くの造船所が2~3年程度の手持ち工事を確保した。日本の造船所の経営・営業トップと総合商社の船舶部門トップに予想してもらった22年の新造船受注量の平均値は、日本・韓国・中国の合計で5884万総トン。船価と用船料の乖離や先物納期で新造船の発注は調整局面となる一方、環境対...