2018年2月2日
記者座談会/海運この1カ月<上>
今年のドライ部門、環境改善進む
市況回復継続、チップ船で新造需要も
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2018年のドライバルク部門は事業環境の改善が一層進みそうだ。ドライ市況は大幅に改善した17年水準から全船型でもう一段上昇するとみられている。ただ損益分岐点超えが常態化する本格的な回復には届かないとの見方が大勢で、長期契約商談の復活は見通しづらく、邦船社のバルカー新造整備は昨年に続き低調に推移しそうだ。一方、20年開始のSOx(硫黄酸化物)全海域規制発効に伴うバンカーコストの負担増を見越...
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