記者座談会／造船この１カ月＜上＞
専業造船、19年船台完売
バルカー回帰の機運高まる

　国内の専業造船所は今年に入ってから受注を重ねており、2019年納期の船台をほぼ完売した。ここ数年は「脱バルカー」でプロダクトミックスを展開してきたが、今年に入ってからはバルカーを中心に受注を進めており、バルカー回帰の傾向も強くなっている。一方、韓国は19年納期の船台にまだ空きが残っている状況で、手持ち工事確保に向けてタンカーで受注を重ねている。また、ＬＮＧ船から派生したＬＮＧ燃料推進・供...