2015年3月27日
≪連載≫海事団体ファイル⑲
山縣記念財団、戦前の設立から75周年
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江戸時代中期以降、辰馬家は灘西宮(兵庫県)から醸造酒を江戸に送るため樽廻船を多く擁し、復路には米や雑貨を積載して酒造業だけでなく海運業も広げた。1885年には辰馬回漕店を設立、さらには海上保険にも進出し、酒造・海運・保険が家業の3本柱となっていった。
その後1909年に設立された辰馬汽船から海運業に本格的に参画し、同社はのちの新日本汽船、山下新日本汽船、ナビックスラインとなり、199...
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