九州一の面積を持つ造船の街

◆九州で最も大きな面積の市町村は？—九州の土地に疎い記者にとって意外だったが、佐伯（さいき）市だ。大分県南東部に位置する海の幸と山の幸に恵まれた自然豊かな土地柄で、人口は約6万5000人。いわゆる平成の大合併で2005年3月に佐伯市と南海部郡5町3村が合併し、来年には新生・佐伯市として20周年を迎える。 ◆佐伯市内を歩いていると「船」と書かれたのぼり旗やポスターを街の所々で見ることができ...