1. コラム

2021年3月2日

見えにくい日本造船業の実態

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◆世界で生き残っている造船会社はファミリー系か政府系がほとんどだ。だが、「非上場企業がほとんど」ではない。実質的に創業者一族や政府が筆頭株主でも、株式の一部を株式市場に上場している会社は多い。中国では、国営CSSC(中国船舶集団)が上場持株会社を持ち、民営トップの揚子江船業も上場会社。韓国大手3社、台湾国際造船(CSBC)、欧州フィンカンチェリ、シンガポールの大手2社、インドのコチンなど、...