造船所の手持ち工事

    2024年1月19日

    《連載》造船所の手持ち工事動向<下>、ニッチ船種も船台需給ひっ迫

    ■VLGCも最長4年以上先物に  LNG船やメガコンテナ船といった大型の高付加価値船、中小型バルカーやタンカー/プロダクト船を建造する造船所だけでなく、LPG船やケミカル船と続き

    2024年1月18日

    《連載》造船所の手持ち工事動向<中>、希少価値高まる期近納期船台

    ■期近納期残す中国中堅ヤード  各国の造船所が3〜4年先まで線表確定を進める中、期近な納期の船台は希少価値が高まっている。昨年は日本の造船所や中国の大手造船所が線表確定を先行続き

    2024年1月17日

    《連載》造船所の手持ち工事動向<上>、ブーム期並み先物で分かれる戦略

     2021年以降の新造船の発注ブームで日本、韓国、中国の主要造船所は総じて3~4年分の手持ち工事を確保し、新規の新造船商談は2000年代後半の造船ブーム期以来の先物納期が主戦場とな続き

    2022年2月7日

    《連載》造船所の手持ち工事動向調査<下>、日本造船所、LNG燃料船の実績差は主力船種も一因

     新造船市場は昨年後半以降、様子見の傾向が続いているが、発注が期待されているのがLNG燃料船だ。各国の造船所のLNG燃料船の手持ち工事と竣工実績をみると、メガコンテナ船、ケープサイ続き

    2022年2月3日

    《連載》造船所の手持ち工事動向調査<中>、コンテナ船が工事確保の相乗効果に

     昨年の新造船の発注ブームで大型船を建造する各国の大手造船所は、線表確定を急速に進めた。象徴的な船種の1つがコンテナ船で、大型ヤードの受注残には数多くのコンテナ船が並んでいる。コン続き

    2022年2月1日

    《連載》造船所の手持ち工事動向<上>、24年船台をめぐる戦略分かれる、日本の複数社が24年船台完売も

     昨年の新造船の発注ブームで日本、韓国、中国の造船所は、総じて2~3年分の手持ち工事を確保した。現在の新造船マーケットで主戦場となっている2024年納期の船台をめぐって各社で戦略が続き

    2019年10月1日

    《連載》造船所の手持ち工事動向③、中型船主力は2年分維持が瀬戸際、21年後半納期で受注営業

    ■年末には2年分割り込む  日本の多くの造船所が主力とする船種が中型バルカーだ。オペレーターや船主などプレイヤーの数が多く、今年後半以降の商談でも多くの造船所が軸として受注営続き

    2019年9月30日

    《連載》造船所の手持ち工事動向②、3年めどは少数、今治や大島が先行

    ■受注の軸はバルカー  ここ数年の新造商談では、日本の造船所のバルカー回帰の傾向が鮮明となっている。2014年以降にプロダクトミックスに転換して受注した中型タンカーなどの建造続き

    2019年9月27日

    《連載》造船所の手持ち工事動向①、受注低迷4年、受注残2年割れで黄信号

     新造船の商談低迷が続く中、日本の造船所の手持ち工事の減少が加速している。本紙調べによると、2021年納期の船台を完売した造船所はまだ限定的で、手持ち工事2年分を割り込む造船所が日続き

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