船主業の未来、喜望峰の会 座談会

    2025年2月12日

    【座談会】喜望峰の会<下>、代替燃料船、主流を見極める

    座談会出席者(社名五十音順) 栄福海運 渡邉卓己社長 河菜海運 河菜知征社長 三社汽船 坂井光一社長 七福組 松村健三社長 正栄マリン 渡邉真樹社長(喜望峰の会副会長) 続き

    2024年12月25日

    《連載》船主業の未来【最終回】、「変化対応力」と「人材」、未来を切り拓くカギに

     国内船主の歴史を振り返れば、激しい変化の連続だった。超円高、海運バブル崩壊、インフレ、コロナ禍と危機の局面は数多かった。それでも船主が生き残り、成長してきたのは、時代の変化に臨機続き

    2024年12月16日

    《連載》船主業の未来、中小船主で撤退、廃業も、円安などで手仕舞いの機会到来

     中小船主による事業撤退、廃業の話題が増えてきた。全ての中小船主が生き残れるほど今後の事業環境は甘くないと指摘されている。中古船マーケットが好調に推移し、大幅な円安局面でもある現在続き

    2024年12月9日

    《連載》船主業の未来、中小船主、投資困難で閉塞感、強みを伸ばして生き残り

     ここ数年、国内船主を取り巻く事業環境は良好で、中小船主もその恩恵を受けてきた。それでも中小船主に閉塞感があるのは新規投資が難しく、将来への展望が開けないからだ。大手有力船主でも投続き

    2024年12月3日

    《連載》船主業の未来、国内船主、収益性の判断多様化、伝統TCか、台頭BBCか

     国内船主の用船形態はTC(定期用船)とBBC(裸用船)が拮抗する時代を迎えている。TCは収益性が高く、自社管理であればコストも管理しやすく、売船自由度も高い。従来はTC派の船主が続き

    2024年11月27日

    《連載》船主業の未来、国内船主、船舶管理でも規模重要に、バルカーの安全管理強化で

     国内船主の船隊規模が船舶管理面からも重要視されるようになってきた。投資力や不況耐久力などの観点に加えて、船舶管理面でも規模が注目されているのは、バルカーでも品質管理が強化されて船続き

    2024年11月18日

    《連載》船主業の未来、不況に備えた戦略必要に、船主の資金調達、環境急変の可能性も

     国内船主の資金調達環境が良好だ。大幅な円安傾向や堅調な海運マーケットなどで、船主の企業体力は著しく向上している。資金供給サイドでは昔から船舶融資を手掛ける伝統行に加えて、新興勢も続き

    2024年11月12日

    《連載》船主業の未来、グローバル化は必須、海外の用船者・造船所と取引増

     国内船主のビジネスがグローバル化している。今や取引用船者の大半が海外オペレーターである船主は珍しくなく、用船契約の主役は海外勢だ。船台不足、先物納期の状況の中で中国を中心とした海続き

    2024年10月10日

    《連載》シップブローカー座談会④、ドライ事業、適切なリスクなど課題

    <座談会参加者(社名五十音順)> エクセノヤマミズ 高橋 良 氏 三貴海運 長嶋弘幸 氏 シップストウエンティワン 酒井耕平 氏 ジャパンシッピングサービス 藤井一郎 氏 続き

    2024年10月9日

    《連載》シップブローカー座談会③、中古船価格は高値安定の見通し

    <座談会参加者(社名五十音順)> エクセノヤマミズ 高橋 良 氏 三貴海運 長嶋弘幸 氏 シップス トウエンティワン 酒井耕平 氏 ジャパンシッピングサービス 藤井一郎 氏続き

    2024年10月8日

    《連載》シップブローカー座談会②、ドライ市況、暴騰・暴落の気配無し

    座談会参加者(社名五十音順) エクセノヤマミズ 高橋 良 氏 三貴海運 長嶋弘幸 氏 シップス トウエンティワン 酒井耕平 氏 ジャパンシッピングサービス 藤井一郎 氏 続き

    2024年10月7日

    《連載》シップブローカー座談会①、高齢船がドライ市況上昇の足枷

    本紙は日本シップブローカーズ協会の協力を得て、ドライバルク・売買船マーケットの現状と今後の見通しをテーマにシップブローカー座談会を行った。今年のドライバルク市況は全船型が1万ドル以続き

    2024年9月3日

    《連載》船主業の未来、マリーナベイシッピング・福島グループCEO、投資タイミングが重要に

     シンガポールで船主業、船舶仲介業を営むマリーナベイシッピングの福島謙治グループCEOは船主業で自身が気を付けるポイントとして「投資のタイミング」を挙げる。「これまでは(船価が)上続き

    2024年8月27日

    《連載》船主業の未来、新燃料船対応はごく少数、高船価、陳腐化リスクで足踏み

     LNGなど二元燃料船の普及が徐々に進んでいるが、国内船主の保有は大手船主の数社に限られている。船隊の環境対応を進めたいが、新燃料船は高船価で船舶管理体制の構築も難しく、将来の陳腐続き

    2024年8月21日

    《連載》船主業の未来、船隊減少の船主が増加、意図的な縮小計画も

     船隊が縮小している国内船主が増えている。「船主にとって規模は力」(船主経営者)だが、優良な投資案件不足、用船者による買取オプション(PO)の行使で船隊縮小を余儀なくされる船主が増続き

    2024年8月16日

    《連載》船主業の未来、最適拠点はどこか、東京も評価、シンガポール進出再び脚光

     国内外のどこに拠点を置くかは国内船主の将来を大きく左右する。創業の地を拠点とする船主が圧倒的に多いが、最近では東京拠点が評価されている。海事クラスターが集積し、人材採用でも有利な続き

    2024年7月30日

    《連載》船主業の未来、売船せず用船市場で運用も、投資案件不足で方針多様化

     国内船主の中で当初の用船契約が終了した船舶を売船せず、用船マーケットで運用する選択が増えてきた。ここ数年、中古船価の上昇で多くの船主が好機と判断して売船活動を活発化させたが、次の続き

    2024年7月19日

    《連載》船主業の未来、新規参入のハードル上がる、案件不足、船価高、環境対応で

     日本では今後、新規外航船主が誕生しにくいとの見方が増えている。SLB(セール・アンド・リースバック)案件の登場、金融機関の積極融資などで、内航船主などが外航船を保有するハードルは続き

    2024年6月13日

    《連載》船主業の未来、中国建造、船台不足下の現実路線、金融、商社も船主支援へ

     日本の船台不足を背景に国内船主が中国造船への関心を高める中、金融機関や商社も現実路線に踏み出している。日本の海事クラスターを重視しながらも、船主ニーズに対応するためだ。地銀を中心続き

    2024年6月6日

    《連載》船主業の未来、国内船台不足で中国志向強まる、企業体力が必要、多くの船主には困難

     国内船主が中国造船所との向き合い方を問われている。日本の造船所の供給能力が減少し、船主同士の船台争奪戦が繰り広げられている現状から、船隊を確保していくには中国造船を視野に入れざる続き