舶用、漁船市場に照準

    2025年10月23日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、ナカシマ・アジア・パシフィック、プロペラ換装相談が増加、ベッカーと協業進展無料

     ナカシマプロペラは2011年、シンガポールの営業拠点としてNAKASHIMA ASIA PACIFIC PTE.LTD.(ナカシマ・アジア・パシフィック、NAPAC)を設立した。続き

    2025年10月20日

    《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う⑦、FFAに外部マネーが流入

     FFAの市場規模は、原油や穀物など主要な商品先物と比べると非常に小さいことは前回述べたとおりである。それでも、2020年以降の海運マーケットの盛り上がりを受け、FFAは出来高・取続き

    2025年10月17日

    《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う⑥、FFAの市場規模と流動性

     FFAをヘッジ目的で利用する際には、市場の出来高と取組高を必ず確認しておく必要がある。  出来高とは、一定期間内に成立した売買数量を指し、この数値が大きいほど市場の流動性が高い続き

    2025年10月17日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、JRCSエンジニアリング・シンガポール、アフターサービス軸に新規事業も模索

     JRCSは2009年、シンガポールでの定期ドック需要の拡大などを見込み、現地法人JRCS Engineering Singapore Pte. Ltd.(JRCSエンジニアリング続き

    2025年10月16日

    《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う⑤、エクセノヤマミズ 大本博司 氏、FFA取引の仕組み

     先物取引というと、取引経験のない方にとっては「何となく手を出すと危険な取引」という印象を持たれているかもしれない。しかし、実際には非常に優れた仕組みであり、厳格なルールのもとで運続き

    2025年10月14日

    《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う③、エクセノヤマミズ 大本博司 氏、ヘッジの概念を正しく理解

     ここからは、実際にFFA取引を行う際の基本についてお話したい。  まず前提として、ヘッジの概念を正しく理解しておくことが非常に重要である。  新聞などで「海外の船社がFFA取続き

    2025年10月10日

    《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う②、エクセノヤマミズ 大本博司 氏、人員体制と資金が必要

     FFAの取引で大切なのは、自分が持っている現物ポジションのリスクをきちんと把握することだ。ロングやショートのポジションがどれくらいあるのか、時価評価がどう動いているのか、どの程度続き

    2025年10月9日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、大洋電機シンガポール支店、新技術のPRにも注力、永久磁石式軸発などを提案

     大洋電機は、アフターサービスの迅速な対応を目的に、約10年前にシンガポール支店を開設した。主力のアフターサービス事業に加え、近年は永久磁石式軸発電システムや電気推進船の提案など、続き

    2025年10月9日

    《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う①、日本は大手オペ・商社中心に利用

     海運市況の変動リスクをヘッジする手法として、船舶用船料先物取引(フォワード・フレート・アグリーメント=FFA)の利用がドライバルク部門を中心に海外で一般化している。日本でも邦船大続き

    2025年10月3日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、アルファトロン・マリンシステムズ、サービス強化が奏功、25年は過去最高の売上が視野に無料

     日本無線(JRC)のシンガポール拠点、Alphatron Marine Systems Pte Ltd(アルファトロン・マリンシステムズ)は、同国を拠点に東南アジアやオセアニア、続き

    2025年9月25日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、ダイハツインフィニアースアジアパシフィック、東南アの発展とともに半世紀

     ダイハツインフィニアースアジアパシフィック(旧ダイハツディーゼルアジアパシフィック)は、1975年6月1日にシンガポール駐在事務所として開設され、今年で50周年を迎えた。日本の舶続き

    2025年9月24日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、フルノ・シンガポール、圧倒的知見・現場経験が強み、在庫管理が現場対応の要

     FURUNO SINGAPORE PTE LTD(フルノ・シンガポール)は、1970年設立の現地代理店、RICO PTE LTD(リコ)が前身。長年にわたりシンガポール市場で古野続き

    2025年9月17日

    《シリーズ》日本舶用の海外拠点<シンガポール>、中国塗料シンガポール、マレーシア工場と一体運営、高性能防汚塗料の需要が増加

     中国塗料は1972年にシンガポールに駐在員事務所を設置し、80年に現地法人CHUGOKU MARINE PAINTS (Singapore) PTE. LTD.(中国塗料シンガポ続き

    2025年7月16日

    《シリーズ》舶用新社長インタビュー、日立造船マリンエンジン・竹中俊哉社長、年産50台へ、次世代燃料対応も加速

     今年4月に就任した日立造船マリンエンジンの竹中俊哉社長は、早期に年間のエンジン生産台数を現行の40台弱から50台まで増やす目標を掲げる。昨年、同社初のLNG焚きエンジンの生産実績続き

    2025年6月27日

    《シリーズ》舶用新社長インタビュー、IHI原動機、保坂知洋社長、燃料転換はチャンス、技術力を結集

     4月に就任したIHI原動機の保坂知洋社長は、「燃料転換をチャンスととらえ、当社の技術力を結集する」と決意を語る。世界初の実用化に成功したアンモニア燃料焚きエンジンでは、社会普及に続き

    2024年5月28日

    《シリーズ》舶用機器の勢力図、外航船のプロペラは日欧韓拮抗、固定ピッチ型、“国輪国造”の中国はローカルが台頭

     大型外航船の新造船向けの固定ピッチプロペラでは、日本のナカシマプロペラ、韓国のHD現代重工業、ドイツのメクリンボーガー・メタリゴス(Mecklenburger Matallgus続き

    2024年5月15日

    《シリーズ》舶用新社長インタビュー、三菱重工マリンマシナリ・松永勝秀社長、新燃料対応製品をいち早く市場へ

     4月に就任した三菱重工マリンマシナリの松永勝秀新社長は、今後のテーマとして、新たな事業の柱を作ることを挙げる。現在は脱炭素化の流れに対応すべく、次世代燃料に対応する新製品の開発な続き

    2024年3月29日

    《連載》舶用エンジン新体制、バルチラ、新燃料4スト機関を先行展開

     バルチラは先行して4ストロークエンジンの新燃料対応を進めている。既に市場投入したメタノール燃料対応エンジンの機種の拡充を進めるほか、昨年には同社初となるアンモニア燃料対応エンジン続き

    2024年2月28日

    《シリーズ》舶用機器の勢力図、4ストロークエンジンは群雄割拠、主機、補機とも新燃料対応がテーマに

     舶用4ストロークエンジンは、内航船などの中小型船の主機に用いられるものと、大型外航船の発電用エンジン(補機)として用いられるものがある。大型船の主機関に用いられる2ストロークエン続き

    2024年2月14日

    《連載》舶用業界のM&A(下)、協業の時代、M&Aも選択肢に、技術開発・事業創出の高速化や深度化にメリット

     「以前に比べて、M&Aのチャンスを狙うために、情報を商社、銀行、ファンドなどから入手していこうという企業が増えているように感じる」。ある舶用メーカーはそうコメントする。「中国・韓続き