自律運航の技術戦略

    2022年9月22日

    《連載》自律運航の技術戦略⑨、BEMAC、操船制御・機関監視装置など開発、「止まらない船」実現へ

     2018年に開発コンセプト「MaSSA(決して止まらない船)」を立ち上げ、船舶が健全に運航し続けられるシステムの構築を目指してきたBEMAC。船上・陸上のデータプラットフォーム「続き

    2022年9月21日

    《連載》自律運航の技術戦略⑧、ナブテスコ、機関・推進装置の統合制御へ、オープンイノベも積極推進

     船舶の完全自律運航を実現するためには、航海系機器だけでなく、機関系の監視・制御の進化が重要なポイントになる。ナブテスコは、約40%の市場シェアを持つ主機遠隔制御装置(主機リモコン続き

    2022年9月14日

    《連載》自律運航の技術戦略⑦、東京計器、「認知・判断・操船」を統合、強みは操船技術と船体制御

     東京計器は、高いシェアを誇るジャイロコンパスとオートパイロットが、自律運航につながる操船系技術として知られる。これに加え、自動操船に必要な「認知」「判断」「操作」機能を1社で統合続き

    2022年9月6日

    《連載》自律運航の技術戦略⑥、JMUディフェンスシステムズ、自律小型艇で需要開拓、防衛技術転用

     ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の関連会社で防衛装備品を手掛けるJMUディフェンスシステムズ(JMUDS)は、防衛省向けに培った無人運航技術を民間転用する。自律操船が可能な省続き

    2022年9月5日

    《連載》自律運航の技術戦略⑤、日本無線、船陸連携でトータルシステム構築、25年の自動運航システム社会実装へ

     「スマートシップ構想」を掲げ、自動運航船システムの構築・社会実装を目指す日本無線。船側だけでなく、陸側も含めた船陸連携で自動運航のトータルシステムを実現しようとしている点が、同社続き

    2022年9月2日

    《連載》自律運航の技術戦略④、三井E&S造船、26年に自動離着桟を商用化へ、運動制御技術で先行

     三井E&S造船は低速域での操縦運動制御で屈指の技術力を誇り、定点保持装置(DPS)などの技術を発展させるアプローチで離着桟自動化の開発を先行させてきた。今後は統合操船装置「MMS続き

    2022年8月31日

    《連載》自律運航の技術戦略③、JRCS、ソフトウェアで付加価値を、総合ソリューションプロバイダーへ

     JRCSは2018年に「デジタル・イノベーション・ラボ(DIL)」を立ち上げ、自律運航も見据えた海事産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。強みに挙げるのが続き

    2022年8月29日

    《連載》自律運航の技術戦略②古野電気、センシング技術・航海機器に強み

     センシング技術に強みを持つ古野電気は、自動運航船関連のプロジェクトでキープレーヤーとして存在感を示してきた。2020年に自動運航の専門開発組織「自律航行システム開発部」を設立し、続き

    2022年8月24日

    《連載》自律運航の技術戦略①三菱造船、内航船に運航支援システム展開

     三菱造船は将来的な自律運航船実現を見据えた研究開発を進めつつ、まずは船長や航海士の負担低減と安全運航を実現するために、安価で導入しやすい運航支援システムの内航船での普及を目指す。続き

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