海運・石油6者協議会

    2025年4月25日

    《連載》海運アナリストに聞く⑧、邦船大手の25年度、3~4割減益予想大勢、コンテナ船に底堅さ、株主還元継続期待

     本紙連載「海運アナリストに聞く」でインタビューした海運担当アナリスト7人の邦船大手3社全体の2025年度経常利益予想は、前期比3~4割減益が5人と大勢を占め、5割減益が1人、7割続き

    2025年4月24日

    《連載》海運アナリストに聞く⑦、SMBC日興証券株式調査部 濱野 亮アナリスト、邦船大手株価、株主還元が下支え

     ― 海運セクターで今最も注目していることは。  「スエズ運河の通航再開時期と米国の政策で、米国の政策では特に関税と中国関係船に対する入港税に注目している。邦船大手3社に関して注続き

    2025年4月9日

    《連載》海運アナリストに聞く⑥、水戸証券・堀剛シニアアナリスト、成長率維持にM&A有効

     ― 邦船大手3社の2025年度業績見通しは。  「大手3社の業績に影響する最大のファクターは言うまでもなくコンテナ船市況だが、紅海・スエズ運河の迂回が終了すればマーケットは下落続き

    2025年3月28日

    《連載》海運支え続ける船舶保険④、損害保険ジャパン、専門人材の知見と経験を活用

     日本の損害保険3社に現状や今後の展開などを聞く連載、損害保険ジャパンは、海上保険部船舶保険グループの廣瀬梨絵グループリーダーと大地亜紀子課長代理がインタビューに応じた。同社は、事続き

    2025年3月27日

    《連載》海運支え続ける船舶保険③、東京海上日動火災保険、社会課題の解決に向け保険以外の領域も

     日本の損害保険3社に現状や今後の展開などを聞く連載、東京海上日動火災保険は、海上業務部の石嶋大之ジェネラルマネージャー、同部船舶業務グループの小嶋一由マネージャーがインタビューに続き

    2025年3月26日

    《連載》海運支え続ける船舶保険②、三井住友海上火災保険、変化に対応できる社員のスキル強化

     日本の損害保険会社は長年にわたり、船主をはじめとする顧客に船舶保険を提供し、強固な関係を築いている。近年は船舶の大型化、高額化に伴う事故の巨損化、資材単価や人件費などのインフレ、続き

    2025年3月25日

    《連載》海運支え続ける船舶保険①、船舶大型化、インフレの影響継続、新燃料船など業界の環境に即応

     国内損害保険各社は来月、船体保険について、他の保険会社にリスクを転嫁して支払いリスクを分散させる「再保険」の更新を迎える。更新に向けて、海外の再保険会社との交渉が続いているが、イ続き

    2025年3月13日

    《連載》海運アナリストに聞く⑤、QUICK企業価値研究所シニアアナリスト 唐木健至 氏、成長投資の成果見極めの局面に

     ― 邦船大手の経営・事業運営で注目していることは。  「事業環境の変化が非常に激しい中で、変化に対してスピード感を持って競争力のある戦略を打ち出していけるのかにまずは注目してい続き

    2025年3月11日

    《連載》海運アナリストに聞く④、野村證券エクイティ・リサーチ部インフラストラクチャー・チーム運輸担当エグゼクティブ・ディレクター 広兼賢治 氏、経営の選択肢拡大、邦船社の特色明確に

     ― 邦船大手の経営・事業運営で特に注目していることは。  「資金用途と、それを何を目的に行うかだ。邦船大手の財務状況は2020年以前とは全く変わった。以前はリプレースのために最続き

    2025年3月7日

    《連載》海運アナリストに聞く③、モルガン・スタンレーMUFG証券調査統括本部株式調査部 尾坂拓也 氏、海運業は安定配当より投資に軸足を

     ― 海運部門の今後の注目点は。  「スエズ運河の通航がいつ再開されるかと、米国トランプ政権の政策の影響の2つだ。スエズ運河の通航再開は船腹需給には基本的にネガティブと考える。ト続き

    2025年2月28日

    《連載》海運アナリストに聞く②、東海東京インテリジェンス・ラボ/シニアアナリスト・土谷康仁氏、邦船大手の株主還元継続を期待

     ― 邦船大手の業績に関して注目していることは。  「大きく2つで、スエズ運河の通航がいつ再開されるかと、来期の株主還元だ。邦船大手3社の業績はオーシャン・ネットワーク・エクスプ続き

    2025年2月26日

    《連載》海運アナリストに聞く①、JPモルガン証券株式調査部シニアアナリスト 姫野良太氏、邦船大手の25年度は3~4割減益予想

     ― 邦船大手の経営・事業運営に関して注目していることは。  「コンテナ船のマーケットがどうなるかと、コンテナ船以外の事業がどうなるか、株主還元を含む企業価値向上に向けた取り組み続き

    2025年1月24日

    《特集》2025年の海運市況予想⑨「近海船」、新造船リプレースは一巡

     近海船の用船市況は2024年、中国が国内での鉄鋼需要低迷を背景に鋼材輸出を拡大させ、中国の近海船マーケットが上昇したことから、中国からのツインデッカーの引き合いが強まり、日本の近続き

    2025年1月23日

    《特集》2025年の海運市況予想⑧「自動車船」、紅海・関税政策などの影響注視

     2025年の全世界の自動車船竣工量は過去最大の約70隻が見込まれており、22年から続く船腹需給の逼迫状態は解消に向かう見通し。ただし、船腹需要と供給の両面で変数が非常に多いことか続き

    2025年1月22日

    《特集》2025年の海運市況予想⑦「ケミカル船」、新造船少なく需給タイト続く

     2024年のケミカル船市況は、下半期に軟化傾向が目立ったものの、依然として堅調な水準を維持した。25年も新造船供給量が少ないことに加え、各地域紛争などを背景とするトンマイルが延び続き

    2025年1月21日

    《特集》2025年の海運市況予想⑥「プロダクト船」、新造船供給増も、堅調見通し

     2024年のプロダクト船市況は各主要船型ともに変動はあったものの、おおむね損益分岐点を超えて推移した。市場関係者は25年の市況も損益分岐点を上回る堅調が続くと見通す。中国やインド続き

    2025年1月20日

    《特集》2025年の海運市況予想⑤「VLGC」、米国・中東の輸出量増加に期待

     2024年の大型LPG船(VLGC)の中東―日本航路の市況は、前半は堅調に推移したものの、後半からは市況水準の低下が目立った。25年は堅調な市況を見通す声が多い。市場関係者は中東続き

    2025年1月17日

    《特集》2025年の海運市況予想④「LNG船」、低調予想中心、新造船流入が重しに

     LNG船のスポット市況は2024年後半から大きく落ち込んだ。欧州ではLNG在庫が積み上がり、世界的にLNGは余剰に。地域間の価格差も生じず、アービトラージ(価格差を活用した裁定取続き

    2025年1月16日

    《特集》2025年の海運市況予想③「VLCC」、中国・米国の動向に注目

    2024年の中東―極東航路のVLCCスポット運賃市況は、上半期は堅調に推移したものの、下半期は上値が重い推移が目立ち、特に年末にかけては低迷を極めた。25年は堅調を見通す向きが多い続き

    2025年1月15日

    《特集》2025年の海運市況予想②「中小型バルカー」、各船型、年間平均予想は1万ドル以上

     2024年の中小型バルカー(パナマックス/ハンディマックス(スープラマックス)/ハンディサイズ)用船市況は、下期パナマックス市況が軟化するなどしたものの、穀物やマイナーバルクが堅続き