投資難の時代を切り拓く

    2025年8月19日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、瀬野汽船・瀬野洋一郎社長、LNG焚き計14隻、29年以降はバルカー以外も

     瀬野汽船(愛媛県今治市)が保有するLNG二元燃料バルカーが計14隻になる。2023年11月に同社初のLNG燃料船として国内造船所で竣工した石炭船1隻に加え、今年から28年にかけて続き

    2025年8月13日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、双輝汽船・河上洋右社長、船種拡大や共有でリスク分散

     双輝汽船(愛媛県今治市)はリスク分散の観点から、保有する船種の拡大を探る考えだ。現在の保有船は中小型を中心とするバルカーとフィーダーコンテナ船が計11隻。今後もこれらを投資対象と続き

    2025年8月5日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、安保商店・和田連CEO・社長、船価さらに上昇も、投資時期探る

     安保商店(本社=広島県尾道市)は新造発注残が9隻で、今後の売船を加味すると30隻強の船隊規模になる見通しだ。和田連CEO・社長は今後の投資について、「今は用船料と船価の乖離が大き続き

    2025年7月23日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、春日海運・赤瀬敏興社長、中国へのバルカー発注計11隻に

     春日海運(愛媛県今治市)は中国民営造船所へのバルカーの新造発注を計11隻に拡大した。発注先は新大洋造船と江門市南洋船舶工程(JNS)の2社で、低船価船に投資するというポリシーを維続き

    2025年7月15日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、日鮮海運・阿部克也社長、船につながる環境分野に投資

     愛媛県今治市・伯方島の大船主、日鮮海運は新燃料や省エネルギー機器に関わる事業に投資することで、本業の船舶ビジネスへとつなげていく考えだ。阿部克也社長は本紙インタビューで、「船舶を続き

    2025年7月10日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、飯野海運・大谷祐介社長、2050年見据えた投資を模索無料

     飯野海運は2050年ネットゼロ実現に向け着実な船隊整備を進めていく姿勢だ。大谷祐介社長は「将来的な収益基盤を維持するためにも、いま投資を怠れば船隊の平準化が進まず、コストが跳ね上続き

    2025年6月23日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、TNBオーシャンシッピング・田鍋孝明社長、中古船も検討、将来は特殊船に関心

     シンガポールの船舶保有会社TNBオーシャンシッピングは新造船投資を当面様子見とする。田鍋孝明社長は「足元の船価は用船マーケットと乖離している。当社としても投資を急ぐ必要がなく、も続き

    2025年6月12日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、NSユナイテッド海運・山中一馬社長、リスク管理と継続投資を両立

     NSユナイテッド海運は、リスク管理を適切に行いながら継続的な発注を行っていく考えだ。山中一馬社長は「先々を見越した時に、船価が高値圏から急激に下がっていく可能性はかなり低い。コス続き

    2025年5月30日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、海祥海運・川﨑晶二社長、長期BBCと短期TC、投資の最適解探る

     邦船オペレーター向けに実質的なBBC(裸用船)による長期用船ビジネスと、自己資金を厚く投入して建造したバルカーによる短期TC(定期用船)ビジネスを展開する海祥海運(本社=東京)。続き

    2025年5月20日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、東豫海運・大河内忠人社長、定期発注でコストを平均化

     東豫海運は不透明な時代状況の中でも、継続的に新造発注をしていく方針だ。大河内忠人社長は「船価が高い時も安い時も時期に関係なく、毎年発注していけば結果的に建造コストは平均化される。続き

    2025年5月19日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、クミアイナビゲーション・黒柳智丸マネージングダイレクター、当面は船隊規模維持への投資

     くみあい船舶の100%子会社でシンガポールに本社を置くクミアイ・ナビゲーションは現在の船価高において、船隊規模を維持するための最小限の新造発注にとどめる方針だ。今年に入りウルトラ続き

    2025年5月8日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、乾汽船・乾康之社長、市況黄金期に向け追加整備を検討

     乾汽船は計画どおり2025年度までの竣工で7隻の新造船を確保したことで、当面の新造整備は様子見の姿勢だ。ただ、2030年ごろからドライバルク市況の黄金期が来ると予想。乾康之社長は続き

    2025年4月30日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、極東海運実業・海部圭史社長、イワシ作戦、外部要因受け入れる

     在京船主の極東海運実業の海部圭史社長は「海運を取り巻く事業環境の不透明さの度合いは過去40年で最大」と指摘し、そのような中で経営方針を「どこかに偏らないというバランス感覚が必要に続き

    2025年4月2日

    《連載》投資難の時代を切り拓く、宮崎産業海運・宮﨑昇一郎社長、中国船台に機会、通貨はフラン一択

     宮崎産業海運の投資戦略は当面様子見だ。2029年船台の商談が本格化する時点での船価動向を見てから判断したいからだ。米トランプ政権による中国建造船への課徴金などの行方も見極めたい。続き

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