展望 船舶金融

    2025年4月1日

    《連載》展望 船主ビジネス、低調・増加で見方分かれる、マーケット売船、船型も影響

     国内船主によるマーケット売船動向は関係者の見方が分かれている。新規投資難、売船候補船の減少などから昨年来の低調推移を見通す関係者は多い。一方、中古船価は下落したが円安傾向が続いて続き

    2025年3月27日

    《連載》船舶金融最前線、船舶融資、今後の注力ポイント、環境対応船や船舶管理の評価重要

     船舶融資を手掛ける金融機関に今後力を入れていく取り組みについて聞いたところ、環境対応船やその船舶管理能力についての評価が多く挙がった。担保価値や船主の力量に直結するだけに関心が高続き

    2025年3月13日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資先、ケープや小型船が有望、タンカー人気に陰り

     国内船主による今年の投資ターゲットはバルカーが中心になりそうだ。昨年まで投資対象としてリスクが高いとみなされてきたケープサイズに関心を示す船主が増えているのが特徴的。将来の船腹不続き

    2025年3月4日

    《連載》展望 船主ビジネス、中国造船への発注は減少か、先納期・船価上昇で魅力減退

     国内船主の中国造船所への発注は減少するとの見方が多い。中国造船も納期が先物になり、船価も上がって、発注リスクに見合った魅力が薄れてきているからだ。米中摩擦の激化予想で中国リスクを続き

    2025年2月28日

    《連載》船舶金融最前線、中国建造船への融資拡がる、金融機関、船主ニーズで現実路線

     金融機関が中国建造船への融資に門戸を開き始めた。国内の船台不足などを背景に国内船主が中国造船への関心を高めており、現実的な対応が必要との認識が拡がってきたからだ。日本の海事クラス続き

    2025年2月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、SLB商談は低調、取引減に、競合が増え案件の質が劣化

     国内船主が主として欧州船社から中古船などを購入し、再用船に出すセール・アンド・リースバック(SLB)案件は今年も低調推移が予想されている。欧州銀の積極的な融資姿勢が継続しており、続き

    2025年2月21日

    《連載》船舶金融最前線、船舶融資関係者、残価リスクを注視、環境動向も

     船舶融資に携わる金融関係者の多くは、今後の融資における注意点として残価リスクを挙げる。新規融資で円高やコスト増のリスクをどう織り込むのか、環境対応船の登場で既存船の価値がどうなっ続き

    2025年2月14日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資は低調、市況下落が追い打ち、大手船主は投資継続、二極化へ

     2025年の国内船主のビジネスはどうなっていくのだろうか。業界関係者に聞き取り調査したところ、今年の投資活動は低調になるとの見方が支配的だった。昨年までの船価高、先物納期、環境対続き

    2025年2月13日

    《連載》船舶金融最前線、福岡銀行、外航船融資、コミット含め6000億円、船の価値算定が注目点

     福岡銀行の外航船向け融資残高は約4500億円、コミット分を含めると約6000億円になった。同行は2005年に船舶融資に参入し、残高を増やしてきた。船舶融資における今後の注目点とし続き

    2024年12月26日

    《連載》船舶金融最前線、【座談会】静岡銀・千葉銀・横浜銀・アンカー社④、他行連携で海事産業支える

    <金融機関(社名五十音順)> 静岡銀行 国際金融部長 大村亮氏 千葉銀行 執行役員法人営業部長 伊藤信一氏 横浜銀行 ソリューション営業部長 隅達也氏 * * * アンカ続き

    2024年12月25日

    《連載》船舶金融最前線、【座談会】静岡銀・千葉銀・横浜銀・アンカー社③、展開本格化への組織づくり

    <金融機関(社名五十音順)> 静岡銀行 国際金融部長 大村亮氏 千葉銀行 執行役員法人営業部長 伊藤信一氏 横浜銀行 ソリューション営業部長 隅達也氏 * * * アンカ続き

    2024年12月24日

    《連載》船舶金融最前線、【座談会】静岡銀・千葉銀・横浜銀・アンカー社②、取引単位が課題、ノウハウを学ぶ

    <金融機関(社名五十音順)> 静岡銀行 国際金融部長 大村亮氏 千葉銀行 執行役員法人営業部長 伊藤信一氏 横浜銀行 ソリューション営業部長 隅達也氏 * * * アンカ続き

    2024年12月23日

    《連載》船舶金融最前線、【座談会】静岡銀・千葉銀・横浜銀・アンカー社①、船舶でアセット分散・収益多様化

     シップファイナンス(船舶融資)は、以前からこの分野への取り組みが活発な伝統行に加え、新興の地域金融機関(地銀)が台頭してきている。海運界に膨大な資金需要があるからだ。新興地銀は船続き

    2024年12月12日

    《連載》船舶金融最前線、山陰合同銀行、船舶融資残高が2912億円に拡大、シップファイナンス体制を強化

     山陰合同銀行(本店=島根県松江市)の今年9月末時点の船舶向け融資残高(内航船を含む)が2912億円となり、前年同期から585億円増加した。このうち為替の影響による増加は約17億円続き

    2024年11月15日

    《連載》船舶金融最前線、百十四銀行、船舶融資評価、より多面的に、建造融資3200億円

     百十四銀行(本社=香川県)は船舶建造資金の融資残高が約3200億円(2024年3月末現在)となり、前年同時期と比べて100億円ほど増加した。今後は「船価高の一方で用船料はそれとバ続き

    2024年11月13日

    《連載》船舶金融最前線、伊予銀×愛媛銀×広島銀<下>、船舶管理評価が難題

    座談会出席者(社名五十音順) 伊予銀行執行役員シップファイナンス部長 松崎哲也 氏 愛媛銀行常務執行役員船舶ファイナンス部長 品部雄二郎 氏 広島銀行船舶ファイナンス部長 岡続き

    2024年11月12日

    《連載》船舶金融最前線、伊予銀×愛媛銀×広島銀<中>、金利上昇リスクを注視

    座談会出席者(社名五十音順) 伊予銀行執行役員シップファイナンス部長 松崎哲也 氏 愛媛銀行常務執行役員船舶ファイナンス部長 品部雄二郎 氏 広島銀行船舶ファイナンス部長 岡続き

    2024年11月11日

    《連載》船舶金融最前線、伊予銀×愛媛銀×広島銀<上>、残高は増加基調で推移

    超円安や堅調な海運マーケットなどで国内船主の事業環境は良好だ。財務体質は大幅に強化されており、金融機関にとっても融資しやすい状況。一方で船価の高止まり、環境対応船の登場、海外オペレ続き

    2024年9月26日

    《連載》船舶金融最前線/在京金融座談会④、SBI新生銀×日本政策投資銀×三井住友信託銀、3社の連携が力に

    <参加者> ▼SBI新生銀行 スペシャルティファイナンス部船舶ファイナンス担当副部長 野坂俊彰氏 スペシャルティファイナンス部統轄次長 髙橋伸壮氏 ▼日本政策投資銀行  続き

    2024年9月25日

    《連載》船舶金融最前線/在京金融座談会③、SBI新生銀×日本政策投資銀×三井住友信託銀、船主の投資戦略や円高リスクに注目

    <参加者> ▼SBI新生銀行 スペシャルティファイナンス部船舶ファイナンス担当副部長 野坂俊彰氏 スペシャルティファイナンス部統轄次長 髙橋伸壮氏 ▼日本政策投資銀行  続き