展望 船舶金融

    2025年12月8日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、Cトランスポート・マリタイム カルロス・ペーニャCEO、パナマ/スープラの両プール事業に注力

     Cトランスポート・マリタイム(CTM)はパナマックス部門、スープラマックス部門でそれぞれプール事業を運営しており、引き続き注力していく考えだ。本紙の書面インタビューでカルロス・ペ続き

    2025年11月25日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ケープに特化、日本建造船重視、シーナジー ギフタキスCFO

     ギリシャ系バルカー船社シーナジー・マリタイム・ホールディングスはケープサイズ・バルカーに特化した事業戦略を取っている。船隊は日本建造船を重視して整備しており、中古船価の上昇を背景続き

    2025年11月19日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ベルシップス ミクリーブスト会長兼CEO、引き続きギア付きバルカーに注力

     ノルウェーのハンディマックス・バルカー船社ベルシップスは今年、米国ファンドのエントラスト・グローバルによる株式の公開買付け(TOB)の結果、同ファンド傘下となった。新たにベルシッ続き

    2025年11月6日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ノルデン リンボーCEO、今年は日本船主と8件の取引

     デンマークの不定期船大手ノルデンはドライバルク、タンカーを含む全部門での事業拡大を基本方針としつつ、数年前に新規参入を決めたケープサイズ、多目的船の両部門に引き続き注力していく考続き

    2025年11月5日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ドライデル・シッピング デラポルタスCEO、日本造船所への発注残は計12隻に

     ギリシャのバルカー船主・オペレーター、ドライデル・シッピングは、今後も日本建造船による船隊整備を重視する戦略を続ける考えだ。足元では日本建造のバルカー12隻を保有するほか、ハンデ続き

    2025年10月29日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ユニオン・マリタイム カッジ社長、日本と欧州など軸に資金調達先拡大

     英国のタンカー・バルカー船社ユニオン・マリタイム(本社=ロンドン)は、世界的な資金調達網の拡大と技術投資を加速している。発注残はプロダクト船やケミカル船を中心に46隻、投資総額は続き

    2025年10月28日

    《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、エラスムス・シップインベスト・グループ スー会長兼CEO、次の投資軸にバルカー、市況注視

     ギリシャの船主エラスムス・シップインベスト・グループは先行きが見通しにくい環境下で柔軟な投資戦略を展開する。ジョン・スー会長兼CEOは本紙のインタビューに応じ、「各プロジェクトの続き

    2025年10月9日

    【船舶金融伝統行座談会】<下>、伊予銀行・愛媛銀行・広島銀行、多様化する船主ビジネス支える

    参加者(社名五十音順) 伊予銀行 上席執行役員・シップファイナンス部長 松崎哲也氏 愛媛銀行 船舶ファイナンス部長 矢野健太郎氏 広島銀行 船舶ファイナンス部長 岡村正之氏 続き

    2025年10月8日

    【船舶金融伝統行座談会】<中>、伊予銀行・愛媛銀行・広島銀行、中国建造、リスク確認し現実対応

    参加者(社名五十音順) 伊予銀行 上席執行役員・シップファイナンス部長 松崎哲也氏 愛媛銀行 船舶ファイナンス部長 矢野健太郎氏 広島銀行 船舶ファイナンス部長 岡村正之氏 続き

    2025年10月7日

    【船舶金融伝統行座談会】<上>、伊予銀行・愛媛銀行・広島銀行、数年内に融資残高ピーク到来

     船舶金融の伝統行は融資残高を増やしており、数年内に当面の残高ピークが到来する見通しだ。一方、船価高や国内造船所の先納期などを背景に29年以降の新造案件はまだ少なく、金融機関は船主続き

    2025年4月1日

    《連載》展望 船主ビジネス、低調・増加で見方分かれる、マーケット売船、船型も影響

     国内船主によるマーケット売船動向は関係者の見方が分かれている。新規投資難、売船候補船の減少などから昨年来の低調推移を見通す関係者は多い。一方、中古船価は下落したが円安傾向が続いて続き

    2025年3月27日

    《連載》船舶金融最前線、船舶融資、今後の注力ポイント、環境対応船や船舶管理の評価重要

     船舶融資を手掛ける金融機関に今後力を入れていく取り組みについて聞いたところ、環境対応船やその船舶管理能力についての評価が多く挙がった。担保価値や船主の力量に直結するだけに関心が高続き

    2025年3月13日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資先、ケープや小型船が有望、タンカー人気に陰り

     国内船主による今年の投資ターゲットはバルカーが中心になりそうだ。昨年まで投資対象としてリスクが高いとみなされてきたケープサイズに関心を示す船主が増えているのが特徴的。将来の船腹不続き

    2025年3月4日

    《連載》展望 船主ビジネス、中国造船への発注は減少か、先納期・船価上昇で魅力減退

     国内船主の中国造船所への発注は減少するとの見方が多い。中国造船も納期が先物になり、船価も上がって、発注リスクに見合った魅力が薄れてきているからだ。米中摩擦の激化予想で中国リスクを続き

    2025年2月28日

    《連載》船舶金融最前線、中国建造船への融資拡がる、金融機関、船主ニーズで現実路線

     金融機関が中国建造船への融資に門戸を開き始めた。国内の船台不足などを背景に国内船主が中国造船への関心を高めており、現実的な対応が必要との認識が拡がってきたからだ。日本の海事クラス続き

    2025年2月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、SLB商談は低調、取引減に、競合が増え案件の質が劣化

     国内船主が主として欧州船社から中古船などを購入し、再用船に出すセール・アンド・リースバック(SLB)案件は今年も低調推移が予想されている。欧州銀の積極的な融資姿勢が継続しており、続き

    2025年2月21日

    《連載》船舶金融最前線、船舶融資関係者、残価リスクを注視、環境動向も

     船舶融資に携わる金融関係者の多くは、今後の融資における注意点として残価リスクを挙げる。新規融資で円高やコスト増のリスクをどう織り込むのか、環境対応船の登場で既存船の価値がどうなっ続き

    2025年2月14日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資は低調、市況下落が追い打ち、大手船主は投資継続、二極化へ

     2025年の国内船主のビジネスはどうなっていくのだろうか。業界関係者に聞き取り調査したところ、今年の投資活動は低調になるとの見方が支配的だった。昨年までの船価高、先物納期、環境対続き

    2025年2月13日

    《連載》船舶金融最前線、福岡銀行、外航船融資、コミット含め6000億円、船の価値算定が注目点

     福岡銀行の外航船向け融資残高は約4500億円、コミット分を含めると約6000億円になった。同行は2005年に船舶融資に参入し、残高を増やしてきた。船舶融資における今後の注目点とし続き

    2024年12月26日

    《連載》船舶金融最前線、【座談会】静岡銀・千葉銀・横浜銀・アンカー社④、他行連携で海事産業支える

    <金融機関(社名五十音順)> 静岡銀行 国際金融部長 大村亮氏 千葉銀行 執行役員法人営業部長 伊藤信一氏 横浜銀行 ソリューション営業部長 隅達也氏 * * * アンカ続き