変革期の不定期船オペレーター

    2022年1月20日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター⑨、三菱ケミカル物流、コロナ前水準の輸送量に回復、DX導入も推進

     三菱ケミカル物流の海運部門は内航事業を中核にケミカル製品やガス、ドライカーゴなどを輸送する。親会社の三菱ケミカル向けが7割を占め、コロナ禍により一時落ち込んだ輸送量は、ほぼコロナ続き

    2022年1月13日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター⑧、興洋海運、新造発注の好機を見定める、北米航路の再拡大を視野に

     東南アジア域内航路と北米航路でケミカル船を運航する興洋海運。近年は市場環境の悪化や新燃料選択の課題などを踏まえ、新造整備を見送っているが、関口不二夫社長は「新造発注の好機は必ずい続き

    2021年11月24日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター⑦、田渕海運、用船で外航ケミカル船隊増強、内航は大型化で課題解決目指す

     LPG船、ケミカル船を中心に内航・外航事業を手掛ける田渕海運。外航事業ではこのほど、得意とするプロピレンオキサイド輸送で新規契約を獲得し、今後も特殊化学品の輸送需要の増加を捉え、続き

    2021年11月16日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター⑥、旭海運、LNG燃料船の保有・船舶管理準備、市況高騰に収支管理強化で対応

     日本郵船、神戸製鋼所などが出資するドライバルク船社で、9月1日に創業75周年を迎えた旭海運は、LNG燃料船への代替の進展を見越して同燃料船の保有と船舶管理受託に向けて準備を進める続き

    2021年11月10日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター⑤、ショクユタンカー、継続的な船隊整備は「環境投資」、新燃料検討も積極姿勢

     ケミカル船専業船社のショクユタンカーは、植物油の国内輸送事業に端を発し、その後石油化学製品輸送、外航輸送へと事業を拡大してきた。外航・内航事業ともに船隊の若返りを環境対策への投資続き

    2021年11月2日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター④、大東通商、COA率拡大で安定収益を追求、第三者向け船舶管理業展開も

     海運事業で外航ケミカル船専業の大東通商は、欧州発中東・インド向けを主力航路とし、計15隻を運航する。運航船の船型は1万6000重量トン型が中核で、2019~2021年に新造船5隻続き

    2021年10月18日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター③、日産専用船、事業基盤を強化し荷主の長期パートナーに、組織・構造改革を推進

     商船三井グループの自動車船オペレーターで日産自動車のインダストリアルキャリアにあたる日産専用船は、商船三井グループの自動車船事業「MOL ACE」全体の競争力強化に向けた構造改革続き

    2021年10月11日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター②、国華産業、外航メタノール船事業で、新たな物流ルートの開拓目指す

     三菱ガス化学と辰巳商會が50%ずつ出資するケミカル船社の国華産業は、メタノール船を中核に外航事業、内航事業を展開している。事業環境を取り巻く変化を捉えつつ、当面は高齢船のリプレー続き

    2021年10月1日

    《連載》変革期の不定期船オペレーター①、太平洋汽船、内航事業強化へ船員確保育成、外航事業は市況リスク最小化

     太平洋汽船は2020年11月に日本郵船の100%子会社となり、新たなスタートを切った。主力のドライバルク部門では、船隊を市況変動リスクを負わない規模まで縮小して収益を安定化。一方続き

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