リモート化の波

    2020年6月8日

    《連載》リモート化の波⑫、船舶管理、リモート技術を積極活用、船員採用・研修、多人数の船陸間会議も

     船舶管理業務のさまざまな面でリモート(遠隔)技術の活用が進み出しそうだ。新型コロナウイルス感染拡大によりSI(船舶管理監督)など陸上側からの訪船活動が制限されたことで、陸上と本船続き

    2020年6月5日

    《連載》リモート化の波⑪、遠隔・協業で設計効率化、造船所の共同設計へさらなる高度化も

     新型コロナウイルス感染対策による在宅勤務シフトで、この数カ月間、造船所の都市部の設計部門では、設計技術者が自宅からVPN回線を通じて社内ネットワークにアクセスし、船舶の設計作業を続き

    2020年6月4日

    《連載》リモート化の波⑩、再認識される高速通信の価値、デジタル化・遠隔化のインフラ

     船舶に関わるさまざまなリモート技術や遠隔サービスで、最も重要なインフラが、衛星通信だ。近年、海上ブロードバンド通信の整備が急速に進み、費用の低額化の一方で通信環境も改善されてきた続き

    2020年6月3日

    《連載》リモート化の波⑨、遠隔検査、各船級がサービスに注力、新型コロナ契機に導入加速

     デジタル技術の活用を推し進める船級協会にあって、遠隔検査サービスは特に力を入れている分野だ。遠隔検査は、オンライン接続や動画配信を活用し、検査員を派遣することなく、検査をサポート続き

    2020年6月2日

    《連載》リモート化の波⑧、主要船籍、年次安全検査などをリモート化、登録手続きはすでに多くが電子化

     新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、主要船籍ではリモート検査を導入する動きが出てきている。登録業務に関しては、もともと大部分がリモート化・電子化されていたが、原本が必要な手続き続き

    2020年6月1日

    《連載》リモート化の波⑦、「船舶デジタル化」の下地固める、舶用機器のリモートサービス拡充

     新型コロナウイルス問題を契機に存在感が高まりつつあるのが、舶用メーカーの各種のリモートサービスだ。陸上から船舶上の機器の稼働状況を遠隔監視したり、船員をリモートでサポートするよう続き

    2020年5月29日

    《連載》リモート化の波⑥、PSC、遠隔化をフォロー検査で、東京MOUが試行、本検査への導入には課題

     寄港国が外国船舶に直接立ち入って検査を行うPSC(ポート・ステート・コントロール)では、検査官(外国船舶監督官)によるケースバイケースの判断が必要になることからリモート化は当面は続き

    2020年5月25日

    《連載》リモート化の波⑤、電子B/L、感染防止で再び機運、政府機関も注目、30年越しの脚光

     新型コロナウイルスの影響で、コンテナ船社の業務では世界的にリモート化が急速に進んだ。IT機器・サービスの普及で、多くの業務をオンラインでこなせることが明らかとなったが、一方で壁が続き

    2020年5月22日

    《連載》リモート化の波④/船用品のドローン輸送、実現へ動き、シンガポールでは目視外飛行の配送に成功

     船舶に部品や日用品、食品などの船用品を納入する手段として、ドローン(無人航空機)を活用しようとの構想が徐々に動いている。特にシンガポールを中心に、実用化に向けた取り組みがなされて続き

    2020年5月21日

    《連載》リモート化の波③/国交省、工場での予備検査に遠隔技術活用、新たな検査・測度制度構築で

     国土交通省海事局は日本籍船の検査・測度において、検査官の人手不足解消や効率化、品質向上の観点から、新技術を取り入れた新たな制度の構築を目指してきた。これまで検討されてきたテーマは続き

    2020年5月20日

    《連載》リモート化の波②/国内港湾、新型コロナ契機にDX施策加速、AIターミナル実現へ

     日本で港湾関連業務のリモート化やオートメーション化を推進する機運が高まっている。国土交通省港湾局は、新型コロナウイルス感染症対策を契機に、感染拡大防止につながる港湾関連業務のリモ続き

    2020年5月19日

    《連載》リモート化の波①/邦船社事業部門、インフラ事業を在宅勤務で継続、今回の経験を効率化・サービス改善に

     邦船オペレーターは、4月7日の政府緊急事態宣言発令後にほぼ全社が全面在宅勤務に移行した。社会・経済のインフラであるため絶対に止めることが許されない海運業を在宅勤務体制で継続すると続き

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