篠田岳思・九州大学教授

「日本の造船所は３年先まで受注を確保していると言われますが、目の前の忙しさに追われて３年先の改善の大チャンスを逸してしまわないか懸念しています」と九州大学の篠田岳思教授。委員長を務める「船舶産業ＤＸ・ＳＣ最適化検討委員会」で３年間の成果を報告し、３Ｄ ＣＡＤを基盤に全体の建造システムとして下流工程に連結する生産革命のＤＸの重要性を説明。中国でも導入が進んでいると指摘した上で「ＤＸは始まった...