須藤明彦・大森廻漕店会長

大森廻漕店が明治６年１月の創業から今年で150周年を迎えた。「いま社史を作っているところなんです」と語るのは須藤明彦会長。以前作成された社史は110年史で、それから40年ぶりに取りまとめているところだ。作成したのが110年史だったのは、戦後に就任して長く社長を務めていた大橋俊吾氏が、「『どうしても社史を編纂したい』という思いが強かったからです」と理由を述べた。「当時、私もそのお手伝いをした...