2022年10月31日

ファティ・ビロル/IEA事務局長

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国際エネルギー機関(IEA)の分析によると、今年化石燃料の燃焼による世界の二酸化炭素(CO2)排出量は、前年比で1%増加する見込みだ。コロナ禍からの回復やロシアによるウクライナ侵攻を背景としたエネルギー危機が増加要因となったが、再生可能エネルギーの拡大がこれを相殺した。IEAのファティ・ビロル事務局長は「CO2排出量の増加ペースは一部の人々が恐れていたよりもはるかに遅く、各国政府の政策がエ...