西本哲明・日本水先人会連合会会長

水先人は船が入出港する際に船長を支え、船の交通安全を守る役割を担っている。「日本の港に帰ってくることが多い日本人船長は港のイメージをつかめていますが、外国人船長は知らない土地に旅行に来たようなものです」と話すのは日本水先人会連合会の西本哲明会長。全国には34の水先区があり、水先業務に必要な免状は各水先区ごとに交付される。「港によって特徴が異なり、岸壁やバースのかたち、潮の流れも違う。湾内に...