2020年9月28日

伊賀洋一・日本海事協会(NK)検査部長

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ロボットやドローンを用いて、人間が近寄れない高所や水中などを検査する「遠隔検査技術」の研究開発が進んでいる。「技術的に難しい部分も残されています」と日本海事協会(NK)の伊賀洋一検査部長。例えば、船体構造の精密検査を実施する板厚計測。「錆のない鋼板であれば、今の技術でもドローンに装置を付けて板厚を測ることは可能です。ただ海水で錆びるので、錆びを落としてからでないと計測できないケースがほとん...